デジタルと機械式時計にハマった、 男の物語3

広田: デジタル社会で機械式時計が生き延びていられる理由って何だと思いますか。石井: やっぱりストーリーでしょうね。いまや製品の機能はほぼ限界域で、商品差はほとんどありません。たとえば洗剤の世界では、落ちない汚れっていまはほとんどないんです。というのも子どもたちが靴下の泥汚れだったり、落ちない汚れをつけてこないから。そうなると特定の商品を選ぶ理由というのが、広告に出ている家族像が自分達の目指す理想に合うとかになるわけです。