フルキャストホールディングス平野「個性ありきの生き方と時計選び」4

人材サービス最大手である、株式会社フルキャストホールディングスの創業者。小学3年生の時に父を亡くし、母子家庭で育つ。大学を卒業後は就職するも3年で退職。その後はフリーターを経て、前身であるリゾートワールドを創業したのは29歳のとき。その2年後にフルキャストへ社名を変更し、軽作業の請負事業をスタート。平野自身が軽作業の登録スタッフとして働いて、業界へのサービスを研究。それまでの軽作業への人の派遣は「いい加減」という印象を払拭させた。また翌週払いが慣例だった登録スタッフの給与を即日払いにしたり、作業現場に遅刻しないようにモーニングコールしたり、派遣先の信頼感を高めた結果、ピーク時の売上高は1000億円の大台に乗せるほど急成長を果たした。 広田:今日お持ちいただいた時計を見ると、長く愛用される傾向のようですね。平野:そうですね。それこそ最初のロレックスは長男にプレゼントしましたから。確かに時計にも流行り廃りがあると思います。でも今でも「これが自分っぽいな」と思えば着けられますし。広田:たとえ古い時計をいま着けても、自分自身がその時からブレてないから違和感がないんでしょうね。それが自分の履歴書みたいになっていくんですよね。