ブラックアウト:16のブラック・オン・ブラックモデル(後編) | [webChronos]

腕時計のカラーのトレンドとしてブラック・オン・ブラックが定着しつつある。近年発表された16の特筆すべきブラック・オン・ブラックの時計を、前編に引き続き紹介していこう。() パネライの「トゥットネロ ルミノール 1950 3デイズ GMT オートマティック チェラミカ」の「トゥットネロ」はイタリア語で「オールブラック」の意味だ。ケースとブレスレットはすべてマットブラックのセラミックス製である。ブレスレットにはPVD加工されたSSバックルが合わせられ、「オールブラック」のコンセプトにうまくマッチしている。オールブラックの外観に合うよう、サファイアクリスタルのケースバックから見えるムーブメントにもブラックカラーの仕上げが施され、ケース同様にスマートなマットブラックとなっている。世界限定1000本で販売された。 ペルレ「タービン クロノ」は2013年のバーゼルワールドで発表された。ブランドのトレードマークだったタービンウォッチに、クロノグラフ機能を追加したデザインである。このモデルは、タービンモデルの外観を踏襲しつつも中央にクロノグラフをカウントするディスクを装備している。このオールブラックモデルは、DLC加工されたケースに加え、ブラックカラーのタービン、文字盤、インデックスが採用されている。 ラルフローレン「スポーティング クロノグラフ ブラック セラミック」は、耐久性が要求されるジェットエンジンのパーツなどに採用されるジルコニアをケース素材に使ったモデルであり、耐傷性に優れる。ジャガー・ルクルト製のムーブメントが搭載される。また、時計は非常に軽量だ。現在は直径45mmのケースサイズで販売されている。 リシャール・ミルが発表したオールブラックのRM 030の限定モデルは自社製のデクラッチャブルローターを採用している。「RM 030」はブラックのDLC加工をチタン製ケース全体に施している。他にはフォールディングバックル付きラバーストラップ、文字盤上のインデックスにブラックカラーを採用。時計のアクセントとしてわずかに赤色が使われ、デイト表示のフレーム、センターセコンド針の先端、パワーリザーブ表示に見られる。 タグ・ホイヤー「カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ」は2017年のバーゼルワールドで発表された。このオールブラックの時計は直径45mmで100mの防水性を備え、搭載されている「ホイヤー01」は12パーツで構成されるケースの特徴を併せ持つ。マットブラックカラーのセラミックス製ケースに、ミドルケース、ラグ、ベゼルはブラックセラミックスの固定式タキメーターだ。 チュドールの「ファストライダー ブラックシールド」は、ドゥカティのオートバイにインスパイアされたデザインだ。ブラックマットのセラミックス製モノブロック構造のケースに赤色をアクセントとして加え、12時位置には同様にチュドールロゴが赤色で配されている。耐傷性のあるケースは、ハイテク技法であるセラミックスの射出成形によって作られている。 ユリス・ナルダン「ブラックシー」はマリンダイバーコレクションとして2012年に発表された。12時位置にパワーリザーブのインジケーター、6時位置にはスモールセコンドと、スモールセコンド内にデイト表示を備えている。ダイバーズウォッチのコンセプトとして、「ブラックシー」のエボニーカラーの文字盤とストラップには、波の模様が描かれている。ケースの防水性能は200mである。 2013年に発表されたゼニス「パイロット アエロネフ タイプ20 “GMT” リミテッドエディション」は、(レッドバロンとして知られる)戦闘機のパイロット、マンフレッド・フォン・リヒトホーフェンに捧げられたモデルであり、ケースはブラックDLC加工が施されたSS製ケースが採用されている。マットブラックの文字盤にはスーパールミノバを塗布した大きなサイズのアラビア数字が配され、GMT表示の先端は赤色になっている。ストラップはステッチが施されたブラックカラーのカーフスキンで、DLC加工が施されたピンバックルが合わせられている。