グリーンカラー文字盤モデル(後編)

上記の問いに対し筆者は「ノー」だと推測する。しかし、グリーンの時計を身に着けることは注目を集め、自信と生きる喜びを表すものであるとも述べる。そんな筆者が薦めるグリーン文字盤のモデル14本を、前編に続きお届けする。

 超薄型ケースの「オクト フィニッシモ」は、その厚みがわずか5.15㎜である。内包するのは2.23㎜のスリムなプラチナ製マイクロローター搭載の自社製キャリバーBLV138だ。グリーンバージョンは世界限定10本限定となり、ロンドンのハロッズのみで入手できる。
 前作のブルーカラーの「アクアポッド」に続き、クラゲのようなグリーンのモデルからも目を離すことができない。時計師の技術の粋をコンセプトに掲げるMB&Fは、同コレクションにフライングトゥールビヨンを搭載している。その奇抜な形状の時計はクラフツマンシップを芸術の域にまで高めている。
 シンが発表したのは、ハンター向けにデザインされた時計だ。色調のベースをグリーンとし、文字盤にはイエローがあしらわれている。ストラップはカウレザー製だ。カモフラージュ的な要素と同時に、この時計にはもうひとつハンターにとって便利な特徴がある。文字盤の6時位置にあるT字型マークの上にある小さな月は、日没後の光の状態が狩猟に十分な光量かどうかを教えるための表示なのである。
 クラシックカーラリー「ミッレ ミリア」とのパートナーシップ30周年を記念して、ショパールからカーレースの歴史的カラー5色を採用したクロノグラフモデルが各300本が発表された。このカラースキームは100年ほど前にレーサーの国籍に割り当てられたものだ。ブリティッシュ・レーシンググリーンは英国のレーサーを識別し、この落ち着いたダークグリーンは、他の4色それぞれに採用された明るいイエローやロッソコルサ、シルバーカラーやブルーなどと優美なコントラストを成している。
 グリーンカラーがダイバーたちによく似合うと知っているのはスイス勢だけではない。セイコースーパーコピーは300mの防水性と逆回転防止機能を持つセラミックベゼルの「1968メカニカルダイバーズ 50周年記念限定モデル ディープフォレスト」を発表した。
「シックスティーズ」のグリーンバージョンには、文字盤中央から全体を覆うスーパーノヴァを想起させる魅力的なサンバーストのラッカー仕上げが施されている。どのようにしてこのような技法が生み出されたのか? それは社外秘とされ、グラスヒュッテ・オリジナルの文字盤工房のエキスパートたちの間で受け継がれている。
 エルメススーパーコピーの時計が馬のモチーフを引用するのは自然なことである。なぜならこのメゾンは、馬具工房から始まったからである。「アルソー カザック」のモチーフは、フランスのボードゲームとホースヘッドにちなむものである。ボードゲームを思い起こさせるカラー展開で、このグリーン以外にはレッド、イエロー、ブルーが存在する。
 オリススーパーコピーの「アクイス」は、抑えめな価格でありながら多くのものをもたらしてくれる。300m防水、セラミックス製ベゼル、ステンレススティール製ブレスレット、エクステンションピースを組み込んだフォールディングバックルなどである。グリーンの文字盤に対して、ステンレススティール製ブレスレットのモデルと、ブラウンのレザーストラップ(23万4000円)の2種類がある。
 このクロノグラフに用いられている製造技術と文字盤の仕様は、1920年代に作られたミネルバのモノプッシャーバージョンに由来する。このモデルに採用されたグリーンカラーは時計にヴィンテージの雰囲気を与えている。